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■令和元年度 9月定例会 教育厚生委員会 (10月1日)

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東京オリンピック競技普及啓発事業補助金について

皆 川 教4ページの東京オリンピック競技普及啓発事業補助金について。オリンピック競技に対して支援していくとありますけれども、具体的にどのような競技に対して支援していくのか、まずお伺いいたします。

 

スポーツ健康課長 今回の支援の競技でございますけれども、いわゆる国体の競技種目に ないオリンピックの競技種目につきまして、県内競技者がいまして、またそういった競技者を支える団体があるオリンピックの中でも新しい種目でございますスケートボードでありましたり、サーフィン、それから自転車の中のBMX、テコンドーといった競技を念頭において対象とさせていただければと考えております。

 

皆 川 新しい競技に対してなんだけれど、これは予算でいうと180万円だね。最大限が1団体当たり45万円ですね。そうすると数はしれてるよね。4団体ぐらいしかないということか。

 

スポーツ健康課長 今委員御指摘いただいたとおり、45万円を上限としまして、180 万円でございますので、単純に割りますと4団体というところでございます。この4団体につきまして、来年の東京オリンピックにおきまして新種目となりましたスケートボード、サーフィンや、比較的新しく取り入れられておりますBMX、テコンドーの4種目ということになりますが、夏のオリンピックということで、一応念頭には今申し上げた4種目ということを考えさせていただい ているところでございます。

 

皆 川 これは新種目に対する認知度を上げるということと、競技人口を拡大するためにと書いてあるんですけれど、こういう新種目もいいんだけれど、既存のスポーツについても、やっぱりしっかりこういう予算というか、ある程度やってもらわないと困るなと私は思ってるんですよね。我々は今、スポーツ振興山梨県議会議員連盟というのをつくっていろいろやっているんですけど、新種目に限らず、山梨県の場合は一般的なスポーツに非常に予算が少ないんだよね。わかっていると思うけどね。

 特に水泳は、私は水泳連盟の会長をやっていて、本当に足りなくて困ってるんですよ。どうやってやっていくか。大会ごとのプログラムに各企業から宣伝の広告料をもらったり、いろんな形でスポンサーをつけないと、とてもやっていけない。しかもオリンピック競技で頑張って県の日本の代表になっているような競技 に出ていても、そういう状態なんだよね。だから、新種目もいいけれど、もっとそういうことにも気を使ってもらわないと、今各スポーツ団体は非常に厳しいんですよ。この辺の認識をちょっと言ってみて。

 

スポーツ健康課長 主には国体競技41種目、今まさに国体が開催されておるところでご ざいますけれども、そういった種目につきまして、これまで、約4,300万円の競技力向上のための選手強化費として、助成をさせていただいている状況でございます。また、そういった競技につきましては、競技力向上というところは、引き続きやっていきたいと思っております。

 

皆 川 全部で4,300万円。スポーツってすごい県民の意識高揚とか、あらゆる意味でスポーツには国境がないというぐらい、いろんな意味でスポーツは今力になっているね。その割には、そのスポーツに対する予算というのは、非常に少ないと思うんですよ。これは教育長にもよく聞きたいんだよね。もっとしっかり予算を取ってくださいと。いろいろ知事も頑張って140億円も得したんだから、それを回してもらうとか。そうでもしないとね、やっていくことが大変 ですよ。本当に寄附をいただかないと運営できないスポーツなんていっぱいあると思いますよ。最後に聞かせてください。

 

教育長 スポーツの新しい計画をつくって、また新たな事業を進めているところでございますが、今委員御指摘のありますとおり、各団体のほうからしっかりとまた情報をいただきながら、検討していきたいと思います。

 

山梨県議会議員 皆川いわお

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